マスプロ電工社製の温湿度センサーを“雨や太陽の直射日光”から守る『ラジエーションシールド』を導入致しました!

ラジエーションシールド.jpgラジエーションシールドはこんな感じです!

このような見た目で、中にセンサーを入れます。棒の上に付けたり・下部の金具を上に取り付けて上部からぶら下げて設置することも可能となっております。

ラジエーションシールド_内部.jpg中の空間にセンサーを入れます。(ちょっと窮屈そう…)

ラジエーションシールド仕込み例.jpg全部組み立て終わったら、センサ部分がこのようになるよう整えます。

思っていたよりがっしりとしていますが、頑丈で安心できます。

社内実験でのデータグラフがこちら⇩になります。

ラジエーションシールド_温度差.JPG

・オレンジの線:マスプロ電工温湿度センサー+ラジエーションシールド

・ムラサキの線:マスプロ電工温湿度センサーのみ

今のところ1ヶ月ほど室内の西日の当たる場所で測定していています。

西日の当たる夕方に大きく差ができたり、夜間はラジエーションシールドに熱が残っているのか緩やかな温度低下がみられます。

(結果)6月24日の最大で、マスプロ電工温湿度センサーのみで33.1℃、マスプロ電工温湿度センサー+ラジエーションシールドで29℃と、温度の差が4.1℃となりました。

圃場や野外の測定で直射日光が常に当たってしまう場所であると、太陽光によりセンサー部分が大気温以上に測定温度が上昇してしまうと考えられます。そこでラジエーションシールドを使用することで、太陽光による温度上昇が抑えられ、外で測定される際には必須となってくるでしょう。

 

もし、屋外での温湿度測定を考えていらっしゃる農家さんや、農家さん以外にも環境データの記録が必要な方など、たくさんの用途があると思いますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。